リフレクティックスによる遮熱工法は、結露対策に有効な新技術だと岩手県に認定されました。(新技術等活用促進事業)
屋根にリフレクティックスの施工をしてくださった調布市の食品工場様。
エアコンダクトに結露が大量に発生し、掃除やお手入れに困っていました。
(食品工場なので衛生基準がとても厳しい)
そこで、エアコンダクトにリフレクティックスを巻き、結露対策を行いました。
「今までの結露が全くなくなり、驚きました。余計な掃除の作業も無くなり、仕事の効率もUPしました。」
との声をいただいております。
(リフレクティックスは結露対策効果が認められ、国立研究所にも導入されている)
■結露発生のメカニズム
空気は、温度が高いほどたくさん水蒸気を持つことができます。
逆に、気温が低くなると持つことができる量が減っていきます。
(これが冬は乾燥する理由です。)
水蒸気をたくさん持っている空気が急激に冷やされると、
空気が持っていられない水蒸気が出てきます。このあぶれた水蒸気は水になります。
これが結露です。
例えば、夏の暑い日にグラスに冷たい飲み物を入れると、ガラスの周りに結露が付きます。
暑い日の空気がグラスの周りだけ急に冷えるので、グラスに結露がつくということです。
■リフレクティックスが結露を防ぐことができる理由
リフレクティックスは下図のような構造です。
アルミ箔は「伝導熱」「対流熱」の影響を受けるので、接している空気の温度と同じ温度になります。
たとえば、左側に熱い空気、右側に冷たい空気があるとしましょう。
そうすると、左側のアルミは熱く、右側のアルミは冷たくなります。
熱エネルギーは高い方から低い方へ移動するので、左から右へ熱が移動しようとします。
熱の移動の方法は、伝導・対流・輻射の三種類です。
空気の動きは起こらないので対流は起こりません。
そしてエアーキャップの断熱層があるので伝導を防いでくれます。
一番大きな要素になる輻射に関しては、アルミが電磁波を99%反射するのでほぼ起こりません。
なのでどうなるかというと、
「熱い空気の面はアルミも熱く」
「冷たい空気の面はアルミも冷たい」
という状況になります。
すると、熱い空気が急激に冷やされることが起こらないので、結露は発生しません。
Comments