こんにちは。株式会社プラスアルファの島田です。
お客さんからたまに、こんな質問をされます。
「屋根の下に遮熱材を設置すると、熱が反射されますよね。反射された熱が屋根の方に戻って屋根材が熱くなっちゃって、劣化しちゃわないんですか?」
この質問は、日本だけではなく、世界で気にされていることだったようです。
遮熱材(反射断熱材)を製造している会社が集まった「国際反射断熱材製造社協会(以下RIMA-I)」のホームページに、同じQ&Aがあるのを見つけました。(記事はこちら)
上記リンクの記事は、RIMA-Iが発表した「屋根に施工した反射断熱材が屋根材の温度に与える影響」についての研究結果です。
以下、記事の内容を抜粋してみます。
1989年以来、米エネルギー省は反射断熱材に関する重要な研究を後援してきました。(中略)フロリダ・ソーラー・エネルギー・センターは、反射断熱材に関する研究を実施しましたが、反射断熱材の仕様による屋根材への損傷は認められませんでした。また、屋根裏に反射断熱材を使用することによるエネルギーの節約効果が確認されました。
・屋根裏に反射断熱材を使用することで、夏季の屋根材の温度は1℃~3℃ほど上昇します。
アメリカの複数の屋根材メーカーは、反射断熱材の使用によって保証を変更したり無効にしたりはしないと確認が取れているそうです。
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