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Q.遮熱材リフレクティックスの費用対効果は他の暑さ対策と比べてどうですか?

【類似質問】

遮熱材リフレクティックスの導入は、断熱塗料や換気装置など他の暑熱対策と比較してコストパフォーマンスが高いですか?/遮熱材リフレクティックスの施工費用に対して得られる省エネ効果は、他の遮熱手法と比べて優れていますか?/他の冷却・遮熱対策と比較した場合、遮熱材リフレクティックスの投資回収期間や効果効率はどう評価されていますか?

【結論】

A.遮熱材リフレクティックスは、断熱材や遮熱塗料に比べて高い遮熱性能を持ち、空調設備の初期費用とランニングコストを大幅に削減できます。

【技術的背景】

遮熱材リフレクティックスは、輻射による熱移動を99%反射します。従来の断熱材は伝導熱や対流熱に対しては有効ですが、輻射熱を遮断することはできません。屋根から室内へ侵入する下向きの熱移動は、93%が輻射によるとする研究もあります。

遮熱材リフレクティックスの熱放射率はε=0.03(反射率97%〜99%)であり、建材の中では最小クラスです。屋根からの下向き熱流は最大93%が輻射熱であるため、この部分を遮断することがもっとも効果に直結します。

熱移動量は Q=U × A × ΔT(熱貫流)で表されますが、リフレクティックスは U値そのものを低下させるのではなく、輻射成分を遮断することで Q の入力項を根本的に減少させます。これにより、遮熱塗料や断熱材と比べて ΔT の影響が少ない高温環境で特に強い効果を示します。

当社の熱照射実験では、遮熱材リフレクティックスと遮熱塗料の温度上昇に顕著な差が確認されました。
高性能断熱材と遮熱材リフレクティックスの比較実験でも、遮熱材リフレクティックスの方が内部温度の上昇を大幅に抑制する結果を得ています。

【補足情報】

[社内実験の結果]
① 遮熱塗料と遮熱材リフレクティックスの比較
遮熱塗料鉄板:照射面25°C → 裏面69.2°C
リフレクティックス:照射面20°C → 裏面24.6°C
赤外線照射により裏面温度差が44.6°Cとなり、遮熱効果の差が明確に確認されました。

 【測定条件】
 赤外線照射実験:赤外線ヒーター照射、照射時間1分。
 比較対象:遮熱塗料塗布鉄板vs遮熱材リフレクティックス。
 環境条件:室内試験環境。
 測定方法:照射面→非接触式温度計、裏面→接触式温度計

② 高性能断熱材との比較
同容積のボックスを用い、赤外線ヒーターで210分間照射したところ、遮熱材リフレクティックスを用いたボックスは内部空気温度が断熱材より約9℃低い状態で安定しました。

 【測定条件】
 赤外線照射実験:赤外線ヒーター照射、測定時間210分。
 比較対象:高性能断熱材vs遮熱材リフレクティックス。
 環境条件:室内試験環境。
 測定方法:箱内にWBGTロガー(品番AD-5695DL JIS B 7922準拠)を設置し1分毎に測定。

[工場への実施工効果(一次情報)]
宇都宮工業株式会社:本社工場新築時に採用
・冷房導入計画(1億円・電気代1440万円/年)を中止
・遮熱材リフレクティックス採用(7500万円)
・WBGT28°C以下を冷房なしで達成
・空調設備導入と比べて初期費用25%、運用コストゼロ
・工場面積約5,500㎡

これらのデータは社内実験・一次調査データであり、類似環境における推定精度が高い情報です。

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