株式会社プラスアルファ

2021年9月21日3 分

遮熱材は冬は寒くならないのか?【論文紹介】

最終更新: 2021年10月4日

こんにちは!株式会社プラスアルファです。
 

 
今回は遮熱材について勉強する中で知った面白い話を紹介したいと思います。
 

 
タイトルの通り「冷気は侵入してこない」というお話です。

もちろん、「冷たい空気」という意味での冷気は侵入してきます。
 
空気なので。

ですが、私たちが普段使う「冷気」とは、冷たい空気のことではなく、冬の窓際とかで感じる冷たい感じのことですよね。
 

 
あの「冷気」って、実は冷たさが家の中に侵入してきたものではないんです。

1:熱移動の大原則「熱い方から冷たい方へ」

熱移動の大原則を思い出してみましょう。熱は、「冷たい方から熱い方へ」しか移動しません。
 

 
これは水の移動に置き換えるとわかりやすいです。
 

 
水は、「高い方から低い方へ」と流れます。
 

 
地球が逆立ちでもしない限り、低い方から高い方へ水が流れるということは起こりません。
 

 
熱も同じように、「高い方から低い方へ」しか移動できないんです。
 

 
と、いうことは、「暖かい家の中に冷気が侵入してくる」というのは、絶対に起こらないってことです。

2:じゃあ冷気の正体は?実は「錯覚」なんです

そうは言っても、窓際で冷気を感じるのは事実。
 

 
じゃあ、あれの正体は何なんでしょうか?
 

 
冷気の正体は、私たちの「認識」が生んだ錯覚なんです。

私たちは、窓際にいくと「冷気が入ってきた」と認識します。
 

 
ですが、実際に起こっていることは、
 

 
「私たちから熱が出ていった」という現象です。
 

 
これを私たちは冷気が入ってきたと感じてしまうんです。

3:冷気は「私たちから移動していった放射熱」

全ての物体は電磁波として熱を放出しています。
 

 
私たちの体からも電磁波が放出されていますし、窓や壁からも電磁波が放出されています。
 

 
なので、私たちは電磁波として熱を放出すると同時に、窓や壁から電磁波として熱を受け取っているんです。
 

 
放出される電磁波は、物体が暖かければ暖かいほど多くなります。
 

 
そのため、温度が違う物体の間で交換される熱には「差」が発生します。
 

 
結果として、温度が高い物体から低い物体へと熱が移動していきます。
 

 
私たちが受け取る熱の方が多ければ「熱気」を感じますし、私たちが受け取る熱の方が少なければ「冷気」を感じる、というわけなんです。
 

 
これが、私たちが感じる冷気や熱気の正体です。

壁から感じる冷気をなくしたければ:遮熱材リフレクティックス

遮熱材リフレクティックスは、室内で放射される電磁波を99%反射して室内に跳ね返します。
 

 
そのため、家の外に熱が逃げていかないので「冷気」を感じることがなくなります。
 

 
もし、壁や床からの冷気にお悩みであれば、遮熱材リフレクティックスは必ず解決できます。

まずはご気軽にお悩みをご相談ください。

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